January 18, 2025
ONIBUS COFFEE
今回私は、「コーヒーで、街と暮らしを豊かにする。」というコンセプトを掲げ、いち早くスペシャルティコーヒーの魅力を日本で発信し続けてきたONIBUS COFFEEにお邪魔しました。ONIBUS COFFEEでは豆の買い付けから焙煎まで一貫して取り組み、サステナビリティとトレーサビリティを重視したコーヒーを提供しています。
今回の取材では、代表の坂尾篤史さんに私共にオリジナル食器をご依頼いただいた背景や食器の使い心地についてお話をうかがいました。
オリジナル食器を作りたいと検討していたとき、デザインや使いやすさ、そしてONIBUS COFFEEとの相性などを考え、私共に製作をご依頼いただいたと振り返る坂尾さん。最初のコラボレーションは2016年、そして今回ONIBUS COFFEE全店で使うオリジナルのカップ&ソーサーを新たにご相談いただきました。いくつかの形をご提案した中から坂尾さんが選ばれたのは、飽きがこない、丸みがあって安心感のあるやわらかい形。
「手に馴染む持ち手、カップの曲線の手触りがとても良く、手で包み込んだ時にホッとします。またこの曲線がしっかりあることでコーヒーを飲む時に、香りまで一緒に楽しめるカップだと思います。使えば使うほど、一緒にいる時間を過ごせば過ごすほど好きになるデザインだと思います。また、カップ一つ一つの釉薬の表情が違うことも魅力の一つですね」とお話くださいました。
お店作りで大切にしていることは、「個性やラフさと共に居心地の良さを実現できるような店作りを心がけています。またアップサイクルされたものや長く使われていたものなど、自然素材なども積極的に取り入れるようにしています」と語る坂尾さん。店内の様子と、ONIBUS COFFEEのコーポレートカラーをイメージしたグレイッシュブルーの食器が引き立てあっている様子を嬉しく拝見しました。
オリジナル食器は、ONIBUS COFFEE店頭およびオンラインショップにて販売しています。
ONIBUS COFFEE 中目黒三丁目
〒153-0061
東京都目黒区中目黒3-23-16
https://onibuscoffee.com/
Photo Suguru Ariga
Interview Natsuko Kobayashi